「とちコシなひとたち」第4回は、JAかみつが(北部営農生活部米麦畜産課
※
)にお勤めの秋元一男さんです。
秋元さんのお仕事のことなどいろいろなお話を聞いてみました。
※秋元さんは3月の定期人事異動でJAかみつが本店の米麦畜産課長としてご活躍されています。
Q:「JAかみつが」ではどのようなお仕事しているのですか?
私がやっている仕事は一言でいうと農家の方々の「おいしい米作り」のためのお手伝いです。みなさんがお米を育て出荷するまでの間の様々なことに関してアドバイスをさせていただいています。肥料の選び方や、お米の成長過程での問題、たとえば稲の病気や天候による被害などへの対処法、さらには収穫されたお米の過不足の問題に関する相談など、広い意味で「米作り」というビジネスを営むためのコンサルティングのようなことをしているんです。
米作りは生きている自然相手ですし、ひとりひとりの環境や考え方や経験も違いますから、生産者として問題に直面する場合もありますし、それと同時に経営者としてもいろいろな悩みごとがあるんです。農家の皆さんに集まっていただいて勉強会や説明会というかたちでお話しさせていただくこともありますが、実際は一軒一軒の農家や田んぼを毎日のようにお訪ねして直接皆さんのお話をお聞きしながら、アドバイスさせていただく場合がほとんどです。
私自身も家が農家で昔から米作りをしているので、皆さんが抱えている問題をとても身近に感じています。高校生の時から家の仕事を手伝ってましたし、今も週末は田んぼに出てます。
だから仕事としての経験や知識だけでなく、自分自身の経験から学んだこと、学んでいることを通して皆さんのお手伝いができていると思っています。
Q:秋元さんのようなお仕事をする方は皆さん兼業農家なのですか?
「JAかみつが」では今はほとんどがそうですが、みんなというわけではないです。しかし自分の家で農業をやっているだけで農家の方にアドバイスをさせていただいているわけではないんです。それぞれが営農研修という勉強会で、まさに農業を営むための幅広い知識を習得して、何段階かある資格試験を受けてからこの仕事をするんです。たしかに知識も大切ですし、自分自身の農業経験も重要です。
しかしたくさんの農家の方々と接して一緒になって悩んだり考えたりして問題を解決していくなかで積み重ねられる経験が一番大切だと思っています。
Q:このお仕事でどんなときに充実感を感じますか?
いろいろ相談にのらせていただいて、私のアドバイスがうまくいって問題を解決できたり、いいお米が収穫できたりしたときは、その人の田んぼでも自分の田んぼのようにうれしいものです。一緒になって喜びますよ。それと農家の方々と一対一のお付き合いができることもこの仕事の魅力だと私は思っています。一人ひとりに自分が「教えている」だけでなく、皆さんから私が「学ぶ」ことが多いですから。
Q:田んぼの農作業以外で休日はどのように過ごしていますか?
たまにゴルフに行くぐらいですかね。あとソフトボールのチームに入っていて、私はショートをやってるんです。夏には毎週のように試合をしてます。負けても勝っても試合の後のビールはうまいですからね。仕事を離れても田んぼに行くことの方が多いんです。その方がかえってストレス解消になるんですよ。機械に乗って田んぼでただただ作業をしていると、気持ちが真っ白になって「無心」なるんです。いい気分ですよ。家ではコシヒカリを作っています。うちの米もうまいですよ。当然家ではみんな三食ともお米。でもたまに娘がパン食べてるな(笑)・・・。皆さんも朝からちゃんと「お米」を食べて欲しいです!
JAかみつが:
http://www.ja-kamituga.jp/