「とちコシなひとたち」第5回は、宇都宮の中央卸売市場の中にある「コーナーカフェ」の3人の女性、吉田さん、杉田さん、樫山さんにお話を聞いてみました。

Q:どういうきっかけでみなさんはお知り合いになったのですか?
吉田さん:
 もともと私たち三人は宇都宮の東武デパートにあるカフェで一緒に働いていたんです。私が一番最初にいて、私の半年後くらいに杉田さんが入ってきて、そのさらに半年後くらいに樫山さんが来たんです。そこでみんなと仲良くなって、いつかみんなで一緒にカフェやってみたいね、なんて話していたんです。
 
吉田あつこさん

Q:どのようにしてこのお店を始めたんですか?
杉田さん:
 一緒に働いていたカフェを、時期は違うんですが、5,6年前にみんなやめて別々な仕事をやっていたんです。やめた後もみんなでよく会っていたんですが、一緒にカフェをやる夢はずっとあって、お金を貯めたり、いろいろな準備のことも考えて、3人でそれぞれの仕事をやめて、那須のホテルでみんなと一緒に働いていたんです。
 このお店「コーナーカフェ」は隣の定食屋さんが経営しているんですが、しばらくして、そこの息子さんからお誘いがあったんです。彼も吉田さんと同期で私たちが知り合った東武デパートのカフェで働いていて、友だちだったんです。
 
杉田久仁子さん
樫山さん:
 彼のお父さんはこの中央卸売市場の活性化というか、「新しい風を入れたい」と思っていて、私たちに声をかけてくれたんです。ですからこういうの変ですが、この場所にはちょっと異質なお店を出したのは彼お父さんのアイデアなんです。

吉田さん:
 そう、2年以上前ですかね・・・。一緒にカフェをやりたかった私たちにはうれしいお誘いでした。それでみんなで那須のホテルをやめてどんなカフェにしようかといろいろ考えたんですけど、オープンまで1,2ヶ月くらいしかなく、たいへんでしたね。
樫山宏江さん

Q:話が変わりますが、知り合ったカフェの前はみなさん何をされていたんですか?
吉田さん:
 私は設計事務所に勤めていました。図面引いていたんです。
杉田さん;
 私は服飾関係の専門学校に行ってました。
樫山さん:
 私はカナダに遊学してました、一年くらい。その前は美容院で働いてました。
○インテリア、ファッション、メイクというみなさんのバックグラウンドが、このカフェのセンスに反映されているんですね。

Q:ところでこの「コーナーカフェ」の名前の由来は?
吉田さん・杉田さん・樫山さん:
 ここを経営している隣の定食屋さんの名前が「角常」なので、「角(かど)」をとってこの名前にしました。

Q:中央卸売市場というある意味特殊な場所での苦労やおもしろいことは?
吉田さん:
 ごはんメニューは私が担当でいろいろ考えるんですけど、ここは毎日来てくださるお客さんが多いので、バリエーションを作ることには心がけていますね。毎日違ったものを食べたいでしょうから。あと、安くてボリュームがあることも大切ですね。
杉田さん:
 若い娘たちががんばってやるお店とみんな思ってくれているんで、応援してくれているお客さんがたくさんいるのがうれしいです。実は私たちそんなに若くないんですけど(笑)、ちょっと得してるかな・・・とにかくかわいがってもらってます。
樫山さん:
 メニューの名前も「ペペロンチーノ」ではなく、「ニンニクと唐辛子のパスタ」にしたり、みなさんにわかりやすいようにしていますね。でも、みなさん他にはないものを食べたいでしょうから、デザートもそうですが、私たちらしいメニューを考えています。
吉田さん:
 一番人気のメニューは「ナポリタン」なんですけど、実はこれは最初なかったメニューで、お客さんのリクエストで加えたんです。そうしたら今では一番人気。あとウチはほとんどが常連さんなので、ひとりひとりのことがよくわかっていますから、それぞれの健康状態のことを考えて料理をしたり、ときにはお客さんの要望でオリジナルのメニューを作ったりすることもあります。ほとんどが市場の男性のお客さんが中心だったのですが、最近は口コミやインターネットでこのお店を知った女性が来てくださることも増えましたね。

Q:ところで、みなさん栃木県のご出身ですか?
吉田さん・杉田さん・樫山さん:
 はい、みんな栃木出身です。
○これからも栃木のおいしいお米を使ったメニューをたくさん作ってください。
 楽しいお話、ありがとうございました

※この「コーナーカフェ」は「とちコシカフェごはん」で紹介していますので、
 是非ご覧になって下さい。